ミラネッロ・スポーツセンター
ミラネッロはシルヴィオ・ベルルスコーニの野望が開始すると同時に改修され、完璧な状態に再構築された。この施設は革新的であると評判で、ヨーロッパで最も優れたスポーツセンターのうちの1つだ。300mほどの丘陵地に位置し、ミラノ、バレーゼの離れからわずか50キロメートルという距離にある。ハイウェイを利用すれば簡単に到着でき、交通アクセスも良い。
このセンターは1963年に建設され、16万平方メートルの敷地には、緑のオアシス、松林と小さい湖も存在し、カルナゴ、カッサーノ・マグナゴ、カイラテの街に面している。これらの街の境界線は、ミラネッロのドレッシングルームの中央を走っていることになる。
ミラネッロはACミランのためだけでなく、イタリアフットボール界にも大きく貢献している。それは、この施設の建設を決定したアンドレア・リッツォーリが掲げた目標でもあった。やがてシルヴィオ・ベルルスコーニが、コーチや選手たちのために安定した設備を整え、総合センターへと変貌させた。ミラネッロは最新の設備を誇っており、代表チームのキャンプ地として利用されることがあった(例えば1988年、1996年、2000年の欧州選手権大会)。また、イタリア・フットボール協会(Federazione Italiana Giuoco Calcio)もしばしば同施設を利用している。
ミラネッロには6つのピッチがあり、人工芝のピッチ(35×30m)が1つ、人工グラウンドのピッチ(42×24m)も1つある。屋外にある小さなピッチは”ケージ(檻)”と呼ばれているが、これはこのピッチが高さ2.3mの壁と2.5mのフェンスに囲まれているからだ。これは選手たちに適度な緊張感を与えるようで、このピッチでのトレーニングは常に熱が入る。森を抜ける道路は1200mの長さがある。選手たちはランニングをしたり、または自転車に乗ったり、負傷した選手たちのリハビリにも使われる。2階建てのセンター本館にはオフィス、選手部屋、煙突ルーム、テレビ部屋、ビリヤード施設、プール、キッチン、2つの食堂、プレスルーム、会議室、洗濯室、そして医療センターがある。その隣にあるのは”ゲストルーム”だ。ユースチームから合流した2~3人の選手たちがそこで過ごす。また、イタリア全国、そして海外から参加しているティーンエイジャーたちは、午前中はここから学校に通い、午後はトレーニングセッションに出席するという生活を送る。
ドレッシングルーム
本館にあるのとは別に、2つのドレッシングルームが用意されている(それぞれファーストチームとユースチーム用)。また更衣室横のジムには最新機器が備えられており、これはミランが誇る設備のひとつでもある。
ジム
ジムは最も新しく改装された設備で、2000-2001シーズンに、屋内トレーニングスペースはそれまでの2倍になった。このジムの特徴は、それぞれの選手たちに合わせたトレーニング・メニューが用意されるという最新技術が導入されていることだ。世界でもまだあまり普及していない最新システムを使う、非常に革新的なジムである。ミラネッロにあるトレーニング設備は、筋力および心肺機能を鍛えるマシン、関節のリハビリに使用するマシン、身体機能評価マシン(REV 9000)、テクノロジー・システム(TGS)、”鍵”となるトレーニング・プランとリハビリテーション・プロトコルを作成する機械などから構成されている。
ミラネッロは、世界中のトレーナーたちから、世界で最も優れた施設のひとつであるとの評価を受けている。イタリア代表チームも、重要な大会前(例えばワールドカップや欧州選手権)の前にはここを利用するほどである。
この最先端の技術と宿泊能力を備えたサービスは、スポーツクラブにおいて必要なクオリティを全て備えている。ミラネッロで行われた最後の改修は、コミュニティ・センターに関するものだった。3000mのケーブルが張り巡らされているが、これはミラン・チャンネルなどの番組を通じ、施設内の出来事を多くのミランファンに報道するためだ。
ミラネッロへのアクセスMILANELLOに着く方法
マルペンサ空港から:バレーゼ(A8)へのハイウェイを利用。アオスビアーテ・アルノ出口を降りる。カルナゴ方面に向かうと、ミラネッロの標識が見える。
リナーテ空港から:バレーゼ(A8)につくまで、ハイウェイを走行。コモ、キアッソを通り、バレーゼに向かう。その後ソルビアーテ・アルノ出口を降り、カルナゴ方面に向かうとミラネッロの標識が見える。
イタリア国内から車で:ミラノ – ラギ間のハイウェイを使い、バレーぜ(A8)に向かう。ソルビアーテ・アルノ出口を降り、カルナゴ方面に向かうとミラネッロの標識が見える。
センターに向かうための公共交通機関は存在しない。






